心の中に、「何者かになりたい自分」と「何者にもなりたくない自分」が居る。

相反する気持ちの同居

「何者かになって、社会と繋がっていたい気持ち」

「何者にもなりたくない、放っておいて欲しい、誰も自分の事を認知しないで欲しい、自分の事を見ないで欲しいと思う気持ち」

この両方が、心の中に居る。

後者のほの薄暗い気持ちも嘘じゃない。何もかもから逃げ出したい気持ちだってある。

何もかも放り出して、自分の事を全く知らない世界で生きてみたい気持ちもある。

これが昨今異世界転生モノが多くなってる理由なんかな…?

別に、「強くてニューゲームをしたい」訳じゃない

でも別に、強くてニューゲームしたい!という欲求もない。

そりゃあ、イケメンor超絶可愛かったり美しい人間になって周りにチヤホヤされてみたい気持ちも……

ないな…別に無いな…。

いや、そんな事ないか。イケメンになってみたかった気持ちはあるな。

オタクとしては、イケメンになって女の子にモテてみたかったよ。あと、イケてる声に生まれて、かっこいい歌声で歌ってみたかった気持ちはあるよ。

結構願望あるやないかーーい!!!

でもそれは別に、今すぐ生まれ変わって叶えたい程の欲求ではない。そうだったらいいのにな♪位の軽い気持ち。

それよりも、誰にも干渉されずにこの世の行く末を見守りたい気持ちはある。それはそれで寂しいんだろうな〜と、いろんな物語やフィクションを見ていて思う。

動きまくりたい!ウワーッ!!って衝動と、無になってこの世を見てみたいって気持ちが、両方ある。

「何者にもなりたくない、無になって誰にも干渉されずにこの世を見ていたい気持ち」は、夜空に浮かぶお月様や星を、ボーッとずっと眺めていたい様な気持ちに近いかもしれない。

この世は諸行無常で盛者必衰なのは分かっているけれど、ずっとボーッとして考え事をしていたい気持ちもある。

許されるなら、ずっと考え事をしていたいタイプだ。この世に干渉したくないし、モブであり続けたい。ひっそりこっそりと暮らしたい。

個の時代であり、風の時代と言われていく今の世の中とは真逆を行くような考え方してんだなと思った。

周りの若者に比べたら、自己顕示欲は低い方だと思う。卑屈なのかもしれない。

野に咲く花のように、風に吹かれて、野に咲く、花のように、人をたおやかにして。そんな風に、僕たちも、生きていけたら素晴らしい。みたいな気持ち。

自分の考えや思っている事は垂れ流したい。ただただ、垂れ流したい。


垂れ流した自分の考えがネットの海を渡って、誰かの心に引っ掛かったら儲かりもんかな〜みたいな気持ちで、文章を書き連ねて居るなと思う。

誰かと話したいのかな?それとも、誰かに聴いてほしいのかな。でも、壁打ちでも割と良いのかもな。

生まれて物心がついた時からずーっと、心のどこかに自分の事を見ないでくれ!!!!!って気持ちがある。

これは生まれ持った気質なのか、環境要因なのか、はたまた。

薄暗い殻の中に閉じ籠りたい様な気持ち、これがモラトリアムか?

アイデンティティの確立の先延ばしを図っているだけなのか?

まだまだ自分の心の中で大人になりたくないと叫んでいる部分があるんだなぁ〜と、思い知った27歳の深夜。

いかんせん、アダルトチルドレンなもんで。

自分がアダルトチルドレンな自覚があるので、モラトリアム期間が長いのも納得。

アダルトチルドレンから脱却して、本当に成熟した大人になるには、時間がかかるんだよね。

アダルトチルドレンから抜け出す為の必要ステップとしても、インナーチャイルドを癒すには時間がかかる。

スモールステップでこれからも色んなことにチャレンジして行こうね。

振り返ってみると、なんだかんだ言って去年は色んなことにチャレンジ出来たと思う。

失敗しまくりだったかもしれないけど、一個一個の事が確実に糧になってきている。それでいいのだ。今まではそれさえも認めてられなかったんだから。これでいいのだ。

大人になりたくない自分も、まだ自分の心の中に居るんだね、そうなんだね。

そんな気持ちがあってもいいのよって認めてあげる事が今の自分には必要だからね。それでいいのだ。

自分で自分の味方になってあげることを、今年の一年はやっていくんだ!

こんな事書いてるけど、幸運にも社会生活を送れる程の能力はある。ただ心の内は違う事を思い考えているだけだ。
(今は心身共にガタガタで療養中にあるんだけどね)

あくまでも、自分の心の内側にある気持ちにフォーカスを当てて言語化してみるとこういう気持ちがあるなぁ〜という内省である。

他の人達だって、普通に社会生活を送りながらも心のどこかで似たような事を思ってるんじゃないか?と思うんだけど、どうなんだろうね?

同じ国の若者だけじゃなくて、世界の人達にも聞いてみたいな。

去年はとにかく早く何者かになりたくて、ずっともがいていた一年だったんだな。

今も何者かになれているなんて思えてないけど、チャレンジし続けてる者にはなれていると思う。

余談

こんな事書き連ねておきながらほんとか?って感じだけど、別に病んでる訳じゃないから安心して欲しい。

いつもこんな事を考えながら生きてるし、ついでにブログにでも書いてみるかな〜位の軽い気持ちなのよ。

何なら、前向きに生きていく為の内省なんだよな。

人生って色んなことをあるけど、結局は自分のことを自分で受け止めて前に進むというか、生きて行ってみるしかないんだよね。

これからもああだこうだ思いながら考えながら、生きていくと思う。それが楽しくもあり時に苦しくもある、自分の特性なんだなと自覚している。

ところで、この前悩んでいた通り今の仕事を辞める事にしたよ!

店長に辞める話をしたら、思いのほか優しくて温かいメッセージが返ってきてさ。その気持ちの温かさにちょっと泣きそうになってしまった。

働いた期間はすごく短かったけど、楽しかったな。まともな人間関係の中で働く大切さと温かさと楽しさを学ばせて貰ったなと、振り返ってみて思う。

朝早く起きるのも肉体労働も大変だったけど、仕事自体は楽しかった。コミュニケーションも取れる人達だったし、自分はちゃんと社会で働けるんだって自信が付いた職場だった。

短い間だったけど、お世話になりました。本当にありがとうございますという感謝の気持ちしかない。

辞める時にこんなに温かい言葉を貰えたのは、初めてだったな…。それが私にとっては、とても嬉しかった。まともに人間扱いして貰えた。

今までどんだけ酷い会社で働いてきたんだよって感じだけど、マジでそうだったから仕方ない。

名残惜しいけど、また次のフェーズに進もうと思う。次はどんなお仕事をしようかな。良い人達に巡り会えます様に。

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